1970年代はじめに「シューメーカーチェア」の製作を始めたのは、
現在のオーナーであるラース・ワーナーの父親でした。
この3本脚のスツールの歴史は15世紀にさかのぼり、
何世紀にもわたってわずかにそのかたちを変えたものの、
平らな座面の牛の乳搾り用のスツールとして使われてきました。
そのうちに、靴職人が座り心地を良くする為に
お尻のかたちにあわせて削ったことがきっかけになり、
それにインスピレーションを得て現在のかたちに近づきました。
そのために、シューメーカーチェアと呼ばれるようになったのです。
プロダクト
WERNER(ワーナー)について
シューメーカーチェアは1930年代の短い期間に、
現在のワーナー社の工場の近く、デンマークの有名作家である
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕地に近い場所で生産されていた以外には、
ワーナー・ファミリーがハンドメイドのスツールを生産するようになるまでつくられていませんでした。
ワーナー社は元のスツールにはなかった「質」を重視し改良を重ねました。更に改良点を述べるなら、
人間工学に基づいてつくられた座面と
簡単に倒れないように地面にしっかりと立つ角度の脚が挙げられます。
300年もの間、デンマークには「植え替え」という伝統があります。ブナの生育地としては最北に位置するため、材木として切り倒すことが可能な成木に成長するためには80〜120年かかります。このことは材木が非常に硬質であることを意味しています。
3本脚の椅子は19世紀のはじめにつくられたと考えられます。標準は無塗装ですが、購入後、自由にオイルフィニッシュや、ソープフィニッシュ、またはラッカー塗装を施すことが可能です。
標準は無塗装。購入後、オイルフィニッシュや、ソープフィニッシュ、またはラッカー塗装を施すことが可能です。写真は弊社で購入可能なソープフィニッシュ塗装材です。(New-Soap-Finish 石鹸塗料WENNEX メンテナンスキット(A・B・C)+サンドペーパー3枚入)¥3,500 (税別)
椅子の汚れ、キズをつけることなく、数秒のうちにきれいに取るサンドペーパー。椅子はすぐに新品のようになります。
¥600 (税別)