
DCW editions(ディーシーダブリュー エディションズ)は、
ル・コルビュジエをも魅了した「Gras Lamp」を復刻する権利を獲得した
3人の支持者により2008 年に立ち上げ生産を始めたフランスのメーカーです。
その後、ベルトラン・バラスが1970年にデザインした魔法のようなオーラを発する
「Here Comes Sun」を 2013 年に復刻します。
現在は、建築家とのコラボレーションで革新的な照明器具
「IN THE TUBE」「ISP」を新たに製作するなど躍進を続けています。
(私たちはDCW editionsの日本総販売元です。)
プロダクト
SURPIL CHAIR

Surpilの家具の歴史を語るには1927年にレストランやカフェなどの
公共の空間に革新的な家具をデザインしたフランスの発明家、
ジュリアン・アンリ・ ポルシェと切り離すことはできません。
ポルシェは、他社のモデルが洗練さという点で劣る一方、
実用性と美しさを兼ね揃えたモデルを生み出し、フランスにおけるモダンデザインの象徴
となりました。当時レストランやカフェにてスペースを確保
できるようにと毎晩行われていた椅子のスタッキングに注目しました。
彼は1928 年に初めてフランスで家具用のスチールチューブを開発した人物でもあります。
「Surpil」モデルは、1929 年のサロン・ドートンヌ展に
出店したクリエイターのガブリエル・ジューヴァンのブースで発表され、
時を経てこのモデルにはポリッシュアルミニウム、白または黒塗装の木材、
合板などのあらゆるバリエーションが生まれました。
Surpil チェアは、今となってはバースツールとしても活用できる、
パリのカフェでおなじみのアイテムになりました。