EMECO

maichel_young.jpg

MICHAEL YOUNG

香港のデザイナーで工業デザイナーとして長い間世界の最新の設備が整った工場でアルミニウムの製造に携わってきた。その中には自転車のデザインも含まれており、常に他のマテリアルとアルミニウムを融合させる方法を追求していた。「ここ数年間はそういった方法を椅子でも出来ないかと考えていた。この願いはEMECOとの共同作業により叶った。」とヤング氏は語る。

philippe_starck.jpg

PHILIPPE STARCK

1949年フランス・パリに生まれ、ホテルのインテリアからインダストリアル・デザイン、建築に至るまで幅広く活躍している。「EMECOと働き、再利用されたアルミニウムを破棄されることのないものに作り変える事ができた。一生涯楽しんで利用できる、飽きない、壊れることのない椅子であってほしい。この椅子は一人が所有するものではない。次の人が使うまで使用するものである。優れた椅子はリサイクルする必要性がない。これが自然と人類を考慮するということである。」と、スタルク氏は語る。

andree_putman.jpg

ANDREE PUTMAN

フランスのインテリアデザイナー。作曲家、ジャーナリストなど様々な分野のデザインを経験している。「私がEMECOの椅子にしたかったことは、私の友人ココ・シャネルが"小さな黒のドレス"にしたことと同じこと。それはシンプルで、スマートで、流行遅れにならないセクシーな椅子を作ること」とプットマン氏は語る。アンドレー・プットマンのキャリアはインテリアデザイナーとして40年間に渡り続き、世界中の有名建築物に印象を与えた。近年彼女は香港に自分の名前を付けた31階建ての高層ビル(魔天路)をデザインした。

adrian_van_hooydonk.jpg

ADRIAN VAN HOOYDONK

エイドリアン・ファン・ホーイドンク BMWチーフデザイナー。1951年の椅子を現代風にするには100%EMECOのクラシックなEMECOモデルだと賛成した。「シンプル、実用的で、男性的。その後のEMECOとのデザイン過程は私にとって人生の中で最も価値のある合作となった。車のデザインにおいても、シンプルでダイナミックな外見を演出するため、機能的な要素を足すことによって発注者に感情的なレベルでアピールした。この椅子にも同様な気持ちが込められている。」とファン・ホーイドンク氏は語る。

frank_o_gehry.jpg

FRANK GEHRY

アメリカを代表する建築家。Guggenheim 美術館(ビルバオ)やWalt Disney Concert Hall等を手掛け、プロダクトデザインにおいても素材を活かしたデザインなど、様々な作品を残している。「私は三つの事をこの椅子に欲した:安定感、軽さ、強度である。アルミニウムという素材は明白な選択肢で、それはEMECOという企業でしか作れない物だった。」とゲーリー氏は語る。

sottsass_associati.jpg

SOTTSASS ASSOCIATI

モダンデザイン界の巨匠。建築・グラフィック・インテリア・プロダクト・家具などを手がけ、世界的な一大ムーブメントを巻き起こした。「椅子はオブジェとして価値がなくてはならない。なぜかと言うと私の母はレディーに椅子をすすめなさいといつも言っていたからだ」とソットサスは語った。 初の世界的に有名なデザイナー、エットーレ・ソットサスがEMECO NAVY CHAIRを発見し当代のインテリアデザインプロジェクトとして紹介した。彼によってサー・テレンス・コンラン, フランク・オーエン・ゲーリー、 フィリップ・スタルク等 がEMECOチェアの存在を知ることとなる。

norman_foster.jpg

NORMAN FOSTER

1935年英国生まれ。建築から家具などのプロダクトまで、国際的に幅広いプロジェクトを手掛けている。「20-06はEMECOのデザインチームとフォスタースタジオの純粋なコラボレーションによっての制作結果だ。フォスターの建物とEMECOの椅子は両方とも現代の特徴であり、また過去の象徴への尊重を証明している」と、世界的な建築受賞者フォスター氏は語る。