北欧家具の販売を始めた理由とは? そして、それを30年以上続けてきた理由とは? ひとつは、当社のオーナーがデンマーク出身であること。 もうひとつは、北欧デザインがタイムレスであるからです。 デンマークから日本への歩み 私はデンマークの北部にある第4の都市、オールボーに生まれました。 私は18歳の時、オーナーとして、自分の会社を設立したいと決心しました。それから、8年間の教育の始まりです。最初の5年間はドイツ、イギリス、デンマーク、各国のビジネススクールで勉強し、様々なビジネス分野の5つの企業にて研修生として従事しました。 その後、私が代表を努めたいと考えたデンマークの家具メーカーは、ヨーロッパ主要国ですでに販売代理店により管理されていることに気づきました。自分の会社を設立する為、そして新たな有望なマーケットをヨーロッパ以外で見つける必要があるという結論に至りました。 日本のことを全く知らず、知り合いもいませんでしたが、当時の私は日本に注目しました。幸いなことに、数年前からお世話になっている奨学金団体に、日本での勉強の為の資金援助もしていただけました。渋谷のナカムラ・インターナショナル・スクールで15カ月間の日本語学習を終了した後、熊本で12ヶ月間の研修を迎えました。 熊本での仕事内容は主に衣類のクリーニングでした。クリーニング用の衣類収集の為に1日に120から140軒の個人宅を訪問し、日用品(トイレットペーパーや洗剤等)の訪問販売など、様々な業務に従事していました。当時は現在の様に週休2日制などなく、土曜日も休みなく、一日中働いていました。ここで一生懸命働くことの大切さを学びました。 熊本県の白屋クリーニング会社で洗浄される衣類を移動中。1987年 1988年 東京での生活がスタート コントラクトマーケット専門のデンマークの家具メーカー5社の日本での販売代表者として、一歩を踏み出しました。主に設計事務所や建築家を訪問したり、私達の製品を扱う販売代理店のサポートをしていました。1990年代前半に、Yamagiwaがこのマーケットに参入。その他3社の代理店も含めて、特に公共物件や教育施設対象の売上ににおいて多大な貢献をしていただきました。それ以降、2000件以上のプロジェクトが実現されました。 当社は、北欧のサプライヤーにより長年支えられてきました。デンマークの家具メーカー、マグナスオルセン(Magnus Olesen)社は特に、長年にわたり当社を支え続けてくれました。オーナーのケルド・オルセン(Kjeld Olesen)さんは私にとってインスピレーションの大きな源であり、良いビジネスマナーを知り尽くしている方でした。そして、彼の工場は素晴らしい逸品の木製家具を製造していました。1980年には、当時のフリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)社の3倍ほどのデンマークで最大規模のコントラクト家具メーカーになりました。しかしながら、時代の流れとともにマグナスオルセン社のコレクションもスチール製がメインとなりました。木製家具シリーズが数種類に小規模化されるまでの約20年間、当社は彼らの家具を販売し続けてきました。 (左)彼らの成功の秘訣となる、木製のスタッキングチェアと1972年に発売されたリノリウムテーブル。 (右)1986年以降のマグナスオルセン(Magnus Olesen)社の工場全景。 (左)キャンパスチェア、ラムホルツ(Lammhults)社、スウェーデン。日本での最高販売記録は、1年で18,000脚。 (右)スウィンガー、マグナスオルセン(Magnus Olesen)社, デンマーク。日本での最高販売記録は、1年で298ユニット。 1988年 ブロードウェイセンター 当社は、中野ブロードウェイセンターのマンション/アパートを拠点に活動を開始しました。今では中野は、アニメやコレクターの専門店が所在するエリアとなりました。非常に独特な建物で、日本一広い屋上ガーデンとも言えるほど、大規模な庭園スペースとプールが特徴です。長年にわたり、このマンション/アパートの多くの住民たちに出会うことになります……………なんと、後に東京都知事になられた方が隣に住んでいたことも。 中野区のブロードウェイセンター。 写真にはスタッフ2名と2020年まで長年当社に勤められた鵜飼悦子さん。 1995年 スウェーデンセンター 当社にとって過去最大規模のオフィススペースは、六本木にあったスウェーデンセンターのショールームでした。地下にはストックホルムという名の大規模な北欧レストラン、1階には北欧食品売場、さらに、コスタボダ(Kosta Boda)のショップが揃うなど、当時はユニークな場所として有名でした。 六本木のスウェーデンセンター、当社の過去最大規模のショールーム(1995~2001)。残念ながら、森ビル株式会社が六本木ヒルズの建築を始めたとき、全店舗、全テナントが移動する必要がありました。 販売促進資料 初期段階から、当社では販売促進用の印刷物に焦点を当ててきました。今でも、この取り組みに変わりはありません。始めた頃は、各ブランドの詳細入りのリングバインダー式カタログを用意しました。今では日本語のパンフレット(10ページ以上)を25冊以上制作し、トータルで何千冊も配布してきました。 マグナスオルセン(Magnus Olesen)社とラムホルツ(Lammhults)社のリングバインダータイプのカタログ。 20年以上にわたり、多くの建築家に配布されました。 現在のカタログ。 建築ツアー&デンマーク・コペンハーゲンにあるベラ・センター (Bella Center) 長年にわたり、北欧において、特に図書館、文化センター、教育施設など、公共建築を訪問する建築ツアーを開催してきました。 メインイベントは、デンマーク・コペンハーゲンのベラ・センターで開催される春の家具フェアでした。当社が取り扱うサプライヤーはベラ・センターに常設展示場を構え、毎年欠かさずにこの展示会に参加し、日本からの多くのゲストを迎えました。 フェアにおいて一番記憶に残っている瞬間は、ハンス・ウェグナー(Hans Wegner)が当社の展示スペースに高齢にも関わらず、お越し頂いた時です。もちろん、記念に写真を撮りました。写真の中では、彼はエリック・ヨルゲンセン社のスペースに展示されていた、オックスチェアに座っています。当時28歳だった自分は、この椅子を購入し、今でも自宅に飾っています。しかし、革は古くなり、今ではシワだらけです。自分とその椅子、どっちのほうがもっとシワがあるのか、見る度に自分を確認するほどです。幸いなことに、まだ椅子の方がシワの数が多いです:-)今になっても、私のお気に入りの椅子です。 ハンス・ウェグナー、家具デザイナー、ベラ・センターにて。1990年代。 卸売り – 住宅市場 2010年から、有名なバランスチェアを製造するヴァリエール社の取り扱いを開始、卸売市場に参入しました。その後、他のブランドの取り扱いも始め、2013年には、アメリカからバブルランプの輸入及び販売を開始するに至りました。今では、当社の卸売事業が圧倒的に利益を生み出すようになりました。 (左から)バランスチェア ヴァリエール(VARIER)社。バブルランプ ハーマンミラー(Herman Miller)社。シューメーカーチェア ワーナー(WERNER)社。 <PROJECTS> 図書館 LIBRARIES 調布市立図書館 福井県立図書館・文書館 斐川町立図書館 結城市民情報センター 桑名市立中央図書館 置戸町立図書館 甲南町立図書館 観音寺市立図書館 あきる野市立東部図書館 函館市立中央図書館 岩手県立図書館 桑名市立長島輪中図書館 杉戸町立図書館 稲城市立中央図書館 あきる野市立中央図書館 府中市立中央図書館 豊島区立中央図書館 千代田区立千代田図書館 青梅市立中央図書館 さいたま市立北図書館 いわき市総合図書館 新潟市立中央図書館 越前市立図書館 北区立中央図書館 江戸川区立篠崎図書館 藤枝市立図書館 日進市立図書館 岡崎市立図書館交流プラザ 金沢市子ども図書館 赤磐市立図書館 葛飾区立中央図書館 飛騨市立図書館 宇都宮市立南図書館 武蔵野プレイス 大田区立入新井図書館 高崎市立中央図書館 富士吉田市立図書館 墨田区立曳舟図書館 山梨県立図書館 豊後高田市立図書館 小平市立仲町図書館 八千代市立中央図書館 多賀城市立図書館 北茨城市立図書館 船橋市立西図書館 土浦市立図書館 安城市立図書館 野々市市立図書館 有田市立図書館 気仙沼市立図書館 砺波市立図書館 和歌山市立図書館 行橋市立図書館 沼田市立図書館 秋田県立図書館 武蔵野市立中央図書館 横浜市立中央図書館 上越市立図書館 近江八幡市立図書館 大阪市立中央図書館 具志川市立図書館 文化施設 博物館 公共施設 CULTURE CENTERS MUSEUMS 青い森アリーナ 市川三郷町役場庁舎 長岡市・子育ての駅 しもだて美術館 三重県立美術館 鹿児島県民交流センター 富岡町文化交流センター『学ぶの森』 府中市こどもセンター『たっち』 くきざき ふれあいプラザ 花のミュージアム 野々市町庁舎 こもれびの降る丘『 遊楽館』 羽村市生涯学習センター『ゆとろぎ』 多摩平の森ふれあい館 小松市・空と子供絵本館 呉・海事歴史科学館 島根県立芸術文化センター 柏原市複合施設 三田市総合文化センター 上三川町いきいきプラザ 芳賀町総合情報館 座・高円寺 ナショナルトレーニングセンター 福生市庁舎 宇都宮市火葬場『悠久の丘』 由利本荘市文化交流館 共和町生涯学習センター 鉄道博物館 ふじのくに千本松ホール 半田市庁舎 平戸市総合情報センター 岐南町庁舎 富士宮市学校給食センター 茅ヶ崎市庁舎 宮古市庁舎 神奈川近代美術館 気仙沼市交流プラザ 長浜市複合施設 小牧市史跡センター 野村胡堂あらえびす記念館 熊谷市文化創造館 千葉県立花の美術館 東京国際フォーラム 新国立劇場 相模原市立博物館 新潟市文化ホール『りゅーとぴあ』 立山カルデラ砂防博物館 三重県立総合文化センター 琵琶湖ホール MIHO MUSEUM 文化パルク城陽 世界子ども美術館 長崎文化情報センター 大学 UNIVERSITIES 鶴川女子大学 日本大学・理工学部1号館 第一福祉大学(福岡医療福祉大学) 熊本保健科学大学 実践女子大学 城西大学・鋸南セミナーハウス 龍谷大学 藍野学院大学 城西大学・紀尾井町キャンパス 名古屋大学 甲南大学 日本大学・工学部 郡山キャンパス 桜美林大学 芝浦工業大学・豊洲キャンパス 関西国際大学 いわき明星大学 法政大学・市谷キャンパス 白百合女子大学東京音楽大学・100周年記念館 早稲田大学・大久保キャンパス 大阪国際大学 関西外国語大学 大手前大学 広島大学 日本体育大学・世田谷キャンパス 広島経済大学 桃山学院大学 東洋大学・川越キャンパス 立教大学 東京農業大学・世田谷キャンパス 慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパス 大阪市立大学 明治大学・生田キャンパス 大阪体育大学 東京歯科大学 明治大学・駿河台キャンパス 東京理科大学・葛飾キャンパス 愛知淑徳大学 東京農業大学・世田谷キャンパス 明治学院大学・横浜キャンパス 東京工業大学 日本大学・文理学部 静岡理工科大学 白鴎大学・東キャンパス 大妻女子大学・千代田キャンパス 早稲田大学 中央図書館 金沢工業大学・白山麓キャンパス 同志社女子大学 小学校 中学校 高校 SCHOOLS 国立音楽大学中高校 文京女子高等学校 光明学園相模原高校 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FACILITIES ヤマハミューズクラブ札幌 東急セルリアンタワー ベネッセ アートサイト直島 横浜赤レンガ倉庫 メルセデスベンツ・コネクション 1 六本木ヒルズ・メトロハット メルセデスベンツ・コネクション 2 メルセデスベンツ・コネクション 大阪 由志園 酒々井アウトレットモール ベラビスタ スパ&マリーナ尾道 テノハ代官山 Andy Warhol Café(期間限定) キッズステーション銀座 二子玉川ライズ・蔦屋家電、蔦屋書店 café 1886 at Bosch ヴァン クリーフ&アーペル 銀座三越店 BMW Tokyo Bay ヴァン クリーフ&アーペル GINZA SIX店 シマノスクエア 道の駅さかい ホテル タビノス浜松町 白井屋ホテル 品川プリンスホテルANNEX K5 ホテル HERMES JAPON 銀座 TOTO 各ショールーム GAP 各店舗 テーマパーク THEME PARKS デンパーク 京都デンマーク公園 倉敷チボリ公園 特殊施設 OTHERS スウェーデン大使館 デンマーク大使館 在仏デンマーク大使館 在モンゴル日本大使館 在英日本大使館 在タンザニア日本大使館 在モスクワ日本大使館
北欧家具の販売を始めた理由とは?
そして、それを30年以上続けてきた理由とは?
ひとつは、当社のオーナーがデンマーク出身であること。
もうひとつは、北欧デザインがタイムレスであるからです。
デンマークから日本への歩み
私はデンマークの北部にある第4の都市、オールボーに生まれました。
私は18歳の時、オーナーとして、自分の会社を設立したいと決心しました。それから、8年間の教育の始まりです。最初の5年間はドイツ、イギリス、デンマーク、各国のビジネススクールで勉強し、様々なビジネス分野の5つの企業にて研修生として従事しました。
その後、私が代表を努めたいと考えたデンマークの家具メーカーは、ヨーロッパ主要国ですでに販売代理店により管理されていることに気づきました。自分の会社を設立する為、そして新たな有望なマーケットをヨーロッパ以外で見つける必要があるという結論に至りました。
日本のことを全く知らず、知り合いもいませんでしたが、当時の私は日本に注目しました。幸いなことに、数年前からお世話になっている奨学金団体に、日本での勉強の為の資金援助もしていただけました。渋谷のナカムラ・インターナショナル・スクールで15カ月間の日本語学習を終了した後、熊本で12ヶ月間の研修を迎えました。
熊本での仕事内容は主に衣類のクリーニングでした。クリーニング用の衣類収集の為に1日に120から140軒の個人宅を訪問し、日用品(トイレットペーパーや洗剤等)の訪問販売など、様々な業務に従事していました。当時は現在の様に週休2日制などなく、土曜日も休みなく、一日中働いていました。ここで一生懸命働くことの大切さを学びました。
熊本県の白屋クリーニング会社で洗浄される衣類を移動中。1987年
1988年 東京での生活がスタート
コントラクトマーケット専門のデンマークの家具メーカー5社の日本での販売代表者として、一歩を踏み出しました。主に設計事務所や建築家を訪問したり、私達の製品を扱う販売代理店のサポートをしていました。1990年代前半に、Yamagiwaがこのマーケットに参入。その他3社の代理店も含めて、特に公共物件や教育施設対象の売上ににおいて多大な貢献をしていただきました。それ以降、2000件以上のプロジェクトが実現されました。
当社は、北欧のサプライヤーにより長年支えられてきました。デンマークの家具メーカー、マグナスオルセン(Magnus Olesen)社は特に、長年にわたり当社を支え続けてくれました。オーナーのケルド・オルセン(Kjeld Olesen)さんは私にとってインスピレーションの大きな源であり、良いビジネスマナーを知り尽くしている方でした。そして、彼の工場は素晴らしい逸品の木製家具を製造していました。1980年には、当時のフリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)社の3倍ほどのデンマークで最大規模のコントラクト家具メーカーになりました。しかしながら、時代の流れとともにマグナスオルセン社のコレクションもスチール製がメインとなりました。木製家具シリーズが数種類に小規模化されるまでの約20年間、当社は彼らの家具を販売し続けてきました。
(左)彼らの成功の秘訣となる、木製のスタッキングチェアと1972年に発売されたリノリウムテーブル。
(右)1986年以降のマグナスオルセン(Magnus Olesen)社の工場全景。
(左)キャンパスチェア、ラムホルツ(Lammhults)社、スウェーデン。日本での最高販売記録は、1年で18,000脚。
(右)スウィンガー、マグナスオルセン(Magnus Olesen)社, デンマーク。日本での最高販売記録は、1年で298ユニット。
1988年 ブロードウェイセンター
当社は、中野ブロードウェイセンターのマンション/アパートを拠点に活動を開始しました。今では中野は、アニメやコレクターの専門店が所在するエリアとなりました。非常に独特な建物で、日本一広い屋上ガーデンとも言えるほど、大規模な庭園スペースとプールが特徴です。長年にわたり、このマンション/アパートの多くの住民たちに出会うことになります……………なんと、後に東京都知事になられた方が隣に住んでいたことも。
中野区のブロードウェイセンター。
写真にはスタッフ2名と2020年まで長年当社に勤められた鵜飼悦子さん。
1995年 スウェーデンセンター
当社にとって過去最大規模のオフィススペースは、六本木にあったスウェーデンセンターのショールームでした。地下にはストックホルムという名の大規模な北欧レストラン、1階には北欧食品売場、さらに、コスタボダ(Kosta Boda)のショップが揃うなど、当時はユニークな場所として有名でした。
六本木のスウェーデンセンター、当社の過去最大規模のショールーム(1995~2001)。残念ながら、森ビル株式会社が六本木ヒルズの建築を始めたとき、全店舗、全テナントが移動する必要がありました。
販売促進資料
初期段階から、当社では販売促進用の印刷物に焦点を当ててきました。今でも、この取り組みに変わりはありません。始めた頃は、各ブランドの詳細入りのリングバインダー式カタログを用意しました。今では日本語のパンフレット(10ページ以上)を25冊以上制作し、トータルで何千冊も配布してきました。
マグナスオルセン(Magnus Olesen)社とラムホルツ(Lammhults)社のリングバインダータイプのカタログ。
20年以上にわたり、多くの建築家に配布されました。
現在のカタログ。
建築ツアー&デンマーク・コペンハーゲンにあるベラ・センター
(Bella Center)
長年にわたり、北欧において、特に図書館、文化センター、教育施設など、公共建築を訪問する建築ツアーを開催してきました。
メインイベントは、デンマーク・コペンハーゲンのベラ・センターで開催される春の家具フェアでした。当社が取り扱うサプライヤーはベラ・センターに常設展示場を構え、毎年欠かさずにこの展示会に参加し、日本からの多くのゲストを迎えました。
フェアにおいて一番記憶に残っている瞬間は、ハンス・ウェグナー(Hans Wegner)が当社の展示スペースに高齢にも関わらず、お越し頂いた時です。もちろん、記念に写真を撮りました。写真の中では、彼はエリック・ヨルゲンセン社のスペースに展示されていた、オックスチェアに座っています。当時28歳だった自分は、この椅子を購入し、今でも自宅に飾っています。しかし、革は古くなり、今ではシワだらけです。自分とその椅子、どっちのほうがもっとシワがあるのか、見る度に自分を確認するほどです。幸いなことに、まだ椅子の方がシワの数が多いです:-)今になっても、私のお気に入りの椅子です。
ハンス・ウェグナー、家具デザイナー、ベラ・センターにて。1990年代。
卸売り – 住宅市場
2010年から、有名なバランスチェアを製造するヴァリエール社の取り扱いを開始、卸売市場に参入しました。その後、他のブランドの取り扱いも始め、2013年には、アメリカからバブルランプの輸入及び販売を開始するに至りました。今では、当社の卸売事業が圧倒的に利益を生み出すようになりました。
(左から)バランスチェア ヴァリエール(VARIER)社。バブルランプ ハーマンミラー(Herman Miller)社。
シューメーカーチェア ワーナー(WERNER)社。
<PROJECTS>
図書館
LIBRARIES
文化施設
博物館
公共施設
CULTURE CENTERS
MUSEUMS
大学
UNIVERSITIES
小学校
中学校
高校
SCHOOLS
医療・福祉施設
HOSPITALS
WELFARE FACILITIES
オフィス
OFFICES
店舗
余暇施設
SHOPS
LEISURE FACILITIES
テーマパーク
THEME PARKS
特殊施設
OTHERS