イケアの話
スウェーデンを間近に見ることの出来るコペンハーゲンにいると、こんなに近くにあり、こんなにも似通った点の多いふたつの国がインテリアの背景ということになると、なぜこんなに違っているのか不思議に感じられます。
スウェーデン人の建築家の手によるスウェーデンの有名な建築物は、デンマークの建築物に比べると非常に少ないのです。スウェーデンで見られる世界的にも著名な建築物といわれるものはデンマークの設計家の手によるものです。
不思議に思われるかもしれませんが、本当のことです。
この国では、第二次世界大戦のすぐ後につくられた巨大なインテリアショップ「イケア」が長年にわたり家具、インテリアの消費の約35%のシェアを占めていました。
誰もがイケアの家具について語ります。親が、隣人が、メディアが、そしてその他にも。技術を習得するのに良い環境とは言えません。環境の中でのデザインに関する変化の乏しさと言う事が言えます、少なくとも創造性と言うレベルでネガティブな効果を与えていると言えます。もちろんスウェーデンのデザインと言うのは優れたものであり、私のメッセージを間違って取らないでいただきたいと思います。




